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どーも。

Mi Smart Band 6で悪化したバッテリー持ちを改善する設定

Mi Smart Band 6が日本でも公式に発売されるらしいですね!

www.watch.impress.co.jp

自分はゴールデンウィーク頃にAliexpressで直輸入して以来2ヶ月くらい使っています。

Mi Smart Bandを2・4と使い続けており、シャオミ歴約4年、2度目の買い替えです。

2と4は、24時間、寝る時もお風呂に入る時も充電時以外常に着用していましたが、全く壊れる気配がありませんでした。

特に壊れてはないのですが、いつも趣味で買い替えています。4000円くらいでこれは本当にすごい。

2と4は誇張なしに20日くらいバッテリーが持つところがすごく気に入っていました。

しかし今回買い換えた6ではバッテリーサイズが縮小(4は135mAhだったが6は125mAh)し、
さらに大きくバッテリーを消費する機能が搭載されたために、バッテリーの持ちが大幅に悪くなりました

約2ヶ月使ってみて、色々な設定でバッテリー持ちを検証したので、その結果をまとめたいと思います。

TL;DR

6/27現在、この設定に落ち着きました。

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項目 設定
一日の心拍数モニタリング 10分
心拍数アラート 通知しない
活動時心拍数モニタリング 有効
心臓の健康モニタリング 無効
アシスタントによる睡眠モニタリング 有効
睡眠時呼吸の質モニタリング 無効
連続ストレスモニタリング 無効

Mi Smart Band 6の新機能

5は持っていないので検証していませんが、4→6で増えた機能は以下のとおりです。

活動時心拍数モニタリング

自動的に心拍数を監視し、活動中っぽいなと判断されると心拍数の取得間隔が短くなります。

心臓の健康モニタリング

発動しなかったのでよくわかりませんが、脈拍が異常だったりすると教えてくれるっぽいです。

アシスタントによる睡眠モニタリング

4では覚醒/浅い睡眠/深い睡眠の3段階で睡眠を記録できましたが、5からはREM睡眠の時間をチェックできるようになりました。

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睡眠時呼吸の質モニタリング

睡眠中の呼吸の質が点数で取得できます。

6で新しく搭載された血中酸素濃度(SpO2)の測定機能を使っており、睡眠中ずっとSpO2を見ているようです(後述)。

ストレスチェック

心拍数(と振動?)を監視し、ストレスレベルを測定してくれます。

バッテリーの持ちの検証

設定1: 全部盛り(4日)

まずは礼儀として、全部マシでバッテリーの持ちを確認しました。

結果は驚きの4日間でした。

えぇ…

Mi Smart Bandの良かったところが完全に失われとるやんけ…

ツイートにも書いていますが、睡眠中、ずっと赤いLEDパルスが照射されている状態でした。
これは6から新しく導入されたSpO2センサが常時起動していることを示していて、睡眠時呼吸の質モニタリングを有効化しているためだと思われます。

この睡眠時呼吸の質モニタリングですが、点数以外に大した情報をもたらさないので、まずはこれを切ってみます。

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設定2: 睡眠時呼吸の質モニタリングを切る(8日)

睡眠時呼吸の質モニタリングを切ったところ、バッテリーが8日持つようになりました!やったぜ。

とりあえず1週間は持ちましたが、まだ惜しいところです。

設定3: 活動時心拍数モニタリングを切る(9日)

次に、追加で「活動時心拍数モニタリング」を切ってみました。

1日伸びたような気はするものの、これは在宅勤務でほぼ動かないせいか特に大きな効果は感じられませんでした。

設定4: 連続ストレスモニタリングを切る(8日)

連続ストレスモニタリングを切りましたが、特に効果はありませんでした。

設定5: アシスタントによる睡眠モニタリングを切る(9日)

活動時心拍数モニタリングはあまり影響がなかったので戻し、REM睡眠のモニタリングを切りました。

これも特に効果はありませんでした。

REM睡眠が取れるのは6の大きなメリットなので、ちょっと安心。

設定6: 心臓の健康モニタリングを切る(11日)

REM睡眠が取れないと6を買ったメリットが薄くて悲しいので戻し、心臓の健康モニタリングを切りました。

バッテリーの持ちが2日改善しました。

ここまででおよそ2ヶ月で、現在に至ります。

結論

まとめると、バッテリーの持ちに大きく寄与したと思われる機能は以下のとおりです。

  • 睡眠時呼吸の質モニタリング(大きく寄与)
  • 心臓の健康モニタリング(そこそこ寄与)

寄与分の割には個人的にあまり恩恵を感じなかったため、この2つはオフをオススメします。

ここまで検証しても、バッテリーの持ちは11日と若干心許なく、 4までの強みであった20日には遠く及ばない結果となってしまいました。

一方で、4では毎回バンドを外して充電器にはめ込む必要があったのに対して、 6ではマグネット式の充電器を接続するだけと、充電がめちゃくちゃ楽になっています。

これはUX的にかなり大きくて、4ほどは持たないけれども、10日間持つならまぁいいかという気持ちになりました。

地味に嬉しい機能

昼寝の測定

昼寝をすると、仮眠として別枠で記録してくれます。地味に嬉しい。

4でも実はMi Fitで確認できないだけでiOSのヘルスケアアプリには記録されていたのですが、アプリ内で確認できるのは便利です。

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バンドのカスタマイズ

6にデフォルトで入っている3種類のウォッチフェイスは、バンド側で内容をカスタマイズすることができます。

Settings → Band displayで、ウォッチフェイスの上下に表示される情報を変更できます。

これはどこにも書いてなかったので最初は知りませんでした。

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上下のウィジェット?を編集できる

初期テーマはDNDBluetoothの状態を表示してくれなくて地味に不便だったので、↑のテーマにしています。

初音ミクエヴァのカスタムテーマなんかも用意されていますが、カスタムテーマにはウィジェットを入れ替える設定はなさそうでした。残念。

とはいえ6からはタッチパネルがフルフェイスになったので、画像を選べるカスタムテーマも結構楽しい感じでオススメです。

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キング!キング!

まとめ

全体的に4から色々な機能がアップデートされていますし、相変わらず防水も最強で便利なので満足しています。

バッテリーの持ちが半減したのは気になりますが、充電が楽なので許します。

お古のMi Smart Bandは実家に持って帰って親にあげようと思います。

余談

連続ストレスモニタリングは何を測っているのか正直良くわかりませんでした。

ストレスフルなミーティング中とそうでないミーティング中で比べてもそんなに違いが感じられなかったです。

風呂上がりに中国語の勉強をしていた時と、あとなぜか毎週数値が跳ね上がる特定のミーティング(普通に楽しい)があるのですが基準が本当にわかりません。

ただの憶測ですが、振動が少ないのに心拍数が上がっていたらストレス、みたいな感じで検知してるのかなと思いました。

数字はあんまり参考になりませんが、バッテリー持ちにそこまで影響なかった割にはちょっと面白いので有効化してもいいかもしれません。